みんなでつくる「地協タウンミーティング」
【2017.09.04】
連合愛知では、本年度から2年間にわたり愛知県各地域において、地協主体の「地協タウンミーティング」を開催している。2017年度は既に知多・尾張中・三河東地協において開催し、今後は9月7日(木)に豊橋地協、9月9日(土)に尾張東地協にてそれぞれ開催する。また、2018年度は、名古屋・尾張南・尾張西・豊田・三河西地協においても開催を予定している。(三河中地協は2015年度に先行して実施)
連合愛知は、連合本部が2010年に提言した「働くことを軸とする安心社会に向けて」を受け、2012年から2016年に5回にわたって「連合愛知タウンミーティング」を開催してきた。今回の「地協タウンミーティング」は、この「連合愛知タウンミーティング」を県内各地域に広げ、連合がめざす社会像や連合の求める政策を広く地域に発信していくといった考えのもとで始めた取り組みである。
「地協タウンミーティング」では、この発信する方法として対話を重視した内容を地協ごとに工夫して企画している。例えば、基調講演に続いて参加者とともに考えるパネルディスカッションを行ったり、「○○と考える人は配布資料を掲げてください」と参加者の実態を全体で確認する機会を設けたりするなど、地域が抱える課題を参加者と一緒になって考えることを大切にしている。
連合の考えを発信する取り組みについては、連合愛知としても地協と連携して普段から月1回の街頭宣伝行動を実施している。しかし、マイクを通して連合の考えを広く訴え、政策をまとめたチラシを配布するなどして、こちらが伝えていきたい思いを県民に伝えることの難しさは、街宣行動に関わったことがある人は誰もが感じたことがあるはずである。だからこそ街宣行動は多くの組合員や政策推進議員の協力のもと県内各地域において継続的に実施している。
「地協タウンミーティング」は地協役員の方々に協力を得ながら、本年度から新たな試みとして始まったものであり、街宣行動のように短期間に何度も実施できるものではない。しかし、日頃の街宣行動をはじめとした継続した活動に加えて、連合のめざす社会像に対する理解とそのために私たちが果たす役割を県民と共に考えることは、今後、連合愛知が社会に運動を発信する上で意義ある取り組みの第一歩であると考える。
連合愛知組合員のみなさんには、ぜひこの「地協タウンミーティング」に参加し、共に連合のめざす社会像について考えていただきたい。また、参加していただく際には、その地域に関わる一般の方にも声をかけていただきたい。そして、私たちが暮らし、働いている地域のこれからについてみなさんで考える「地協タウンミーティング」を共につくっていきましょう。