安心して暮らすために、私たちはどのような行動を起こすべきでしょうか?
【2017.07.05】
早いもので、もう7月になりました。時が経つのは早く感じるようになったのは、加齢による影響が大きいのかも知れないと、感じる今日この頃です。
さて、今年は1月20日から第193回通常国会が召集され、6月18日までの150日間で開催されました。
今国会の主な争点は、予算の成立、テロ等準備罪(共謀罪)、働き方改革関連法案、天皇陛下のご譲位に関する法律などでありましたが、森友学園に国有地の不適切な売却や、獣医学部の新規開設をめぐる加計学園の問題に、政治家の関与が疑われ、そのことに多くの時間が費やされ、私たちの生活に関わる大切な問題の審議時間は不十分であったことに加え、委員会での採決を行うことなく本会議において中間報告を行い強行裁決と言う最も民主的ではない決着となってしまいました。
私たち生活者は、将来の備えと日々の生活を送るため懸命に働いている今、都合が悪くなると民主主義を無視して強制的に幕引きをするような政権与党に将来を委ねることなど到底できるものではありません。
あらためて、私たち一人ひとりが真剣に行動を起こす時が来ていると言えるのではないでしょうか。
ただ、一人ひとりに安心して暮らすための願望や夢があっても、そこに信念がない限り行動を起こすことはできないと思います。
私たちは、単に議員の数を増やすのではなく、私たちがめざす社会像を思想として共有する政治家や、将来に責任を持って勤労者・納税者に目を向けて活動する政治家を増やさなければ、数だけの政権与党と対峙することはできません。そのために私たち一人ひとりが信念を持ち、投票する権利を放棄することなく確実に行使することや、身近な家族や友人と政治について話すなどの地道な活動で、政治家を支える仲間づくりを進めることが最も重要ではないでしょうか。
今後、必ず衆議院選挙は施行されます。また、国会議員を支える地方議員を決める統一地方選挙も施行されます。政治は誰がやっても同じではありません。
やってほしい人を選ばなければ何も変えることができないと、これまで以上に強く感じています。信念を持って今後も取り組んで参ります。