投票に行こう!
【2014.12.01】
11月21日に衆議院が解散され、12月に2年ぶりとなる第47回衆議院選挙が行われます。
また、2015年は早々に愛知県知事選、4月には統一地方選挙と続きます。
最近の日本における選挙の投票率は決して高いものではありません。
昨年連合愛知で行った「組合員意識実態調査報告書」においても年齢が若いほど投票に行かなった組合員が多くなり、政治離れの実態が浮き彫りになりました。
おそらく、現状の生活で支障がないと思っている人や誰が議員になっても自分には影響がないまたは同じだと思っているから、投票に行こうとの意識が薄いのではないかと推測されます。
しかし、このままで良いのでしょうか?
まず、私たちの暮らしに直結する税金や年金・医療・介護などの社会保障、働き方についての法律はどこで誰が決めているのでしょうか。
それは、将来を担うべき子供たちの教育、国家の安全に関することなど、この国のどのように形作るかなども含め、すべて国会で国会議員が決めているのです。
最近の日本における状況は、2009年に自民党から民主党に政権交代が起こり、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズのように、方針が変わりました。
残念ながら、財源の問題などで思うように進まず、2012年に再び政権交代となり2013年の参議院選挙でねじれもなくなってしまい、民主党がさらに分裂したりして、一強多弱となってしまいました。
その結果、自民・公明連立政権が国会で絶対多数による強硬な国会運営で、どこを向いて政治を行っているか疑問に思われる状態にあります。
私たち連合は、すべての働く者のために活動を行っています。
大企業や花形産業で働く人だけでなく、中小企業であっても零細企業であっても、また働きたくでも働けない人も含めて、働くことを軸とした安心社会のために政策を掲げ、それを実現してくれる政党と候補者を応援しています。
現在の日本の政治は政党政治です。
どんなに立派な議員がいる政党でも多数をとらないと政権は取れません。
組合員の皆さんを中心に、全国で働く仲間のことを考えて投票を行いことに意義があります。
政治に無関心でも無関係では誰もいられないのです。
皆さん、現在の状況をよく視て、将来をよく考えて、よく解らない場合は、職場の先輩や仲間や組合役員などに意見を聴いて、まず投票に行きましょう!