『完全な準備があるところに常に勝利がある。人はこれを「幸運」という。
不十分な準備しかないところに必ず失敗がある。これが「不運」と呼ばれるものである。』

この言葉は、探検家アムンセンが人類始めて南極点に到達し計画どおりに帰還した時に語った言葉である。この言葉を思い出させる場面がスポーツの世界であった。
それは、私もファンでもある中島常幸プロゴルファーが、つい最近にあったトーナメントの3日目、最終18番ホールで80センチにつけた第3打のアプローチに対して、記者が「あれは難しいアプローチではなかったか。」との問いに「俺を誰だと思っている。」と笑いながら答えたことである。

私のようなアベレージゴルファー(気分はシングルプレイヤー)は、結果だけで「ラッキー」か「アンラッキー」と一喜一憂してしまう。やはり、プロは試合中にどんな状況に置かれても、日頃の厳しい練習によって技術を磨いておれば対応できるものである。
そのことで、あのショット・パットはラッキーでしたと笑って話す。さすがプロの中のプロである。

同じくプロ魂を見た選手が、大リーグの場面であった。
日本人投手として活躍しているニューヨークヤンキーズの黒田投手である。
審判にアウトサイド低めのボールをボールと判定をされたときに「その一球のために、どれだけ練習しているのかわかっているか。」と審判に喰いついたときである。
態度は…だが、まさしくプロ魂ではないだろうか。

私は、組織リーダーとして、時としては最悪のシナリオを想定しておく必要があると思っている。
しかし、そうはならないように、準備期間は目標達成に向けて万全の準備を行うことが重要であると考えている。

さて、参議院選挙も50日余りとなった。構成組織・地協の役員さらには政策推進議員の皆さんが、いま、身を粉にして活動をされていることに心から敬意と感謝を表したい。
民主党に対しては厳しい選挙となるが、「生活者・消費者・納税者そして働く者」の立場を明確にしている政党は民主党しかない。
そして、未来に「ツケを残さない政策」を実現させようとしている政党も民主党である。
「働く者のための労働法制」を考えているのも民主党である。

連合愛知52万人の総力を結集して、「大塚 耕平」参議員と連合組織内候補者9名の完勝を目指して、一人でも多くの賛同者の輪を広げる活動を組合員の皆さんにお願いしたい。
共に頑張りましょう。




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