日本の政治は変わるのか?
【2010.07.20】
7月11日は参議院議員選挙の投票日でした。今回の選挙で政局安定となるのか?あるいは、参議院において民主党が過半数割れとなるのか?結果は・・・、民主党の大敗!ねじれ国会が実現してしまいました。
法律などの制定や改正がなければ、良くも悪くも物事は変わりません。与野党にかかわらず、それぞれの政治家及び各党が、「この法律は国民にとって良いものだ」と、政策(法律)の中身で判断し、よりよい国づくりに向け、努力をしていく。これが本来の政治のあるべき姿でしょう。しかし、なかなかそうはなっていないのが現実なのかもしれません。安定政権でなければ法律などの制定や改正は難しい・・・。その結果、困るのはわたしたち国民なのです。
日本が抱える最大の課題は、少子・高齢化という時代の中、経済は停滞し大きな財政赤字を抱えているということです。多くの人が、「将来十分な社会保障(年金・介護・医療など)を得られないのではないか」という不安を抱えています。また、多くの若者が、「学校を卒業してもなかなか就職できないのではないか」「就職できたとしても十分な給料を得られないのではないか」という不安を抱えているのです。
こういう時だからこそ、政治が果たす役割は大きいのです。テレビ討論などでは、いろいろな政策が並べられますが実行力の点では各党とも課題があるように思われます。しかし、何はともあれ、政治家や政党は国民を幸せにするために、国の経済をはじめ、何事にも責任とリーダシップを発揮してほしいものです。わたしたちの国、日本も諸外国のように意見と行動をはっきりと示す時期なのかもしれません。皆さんはどう思いますか。