おっさんたちが花束持って笑ってる。エプロン着て。その笑顔につられて私も笑ってしまいました。これは、大府市で定年後の居場所を見つけ自活することを学ぶおっさんたちのドキュメンタリー映画「おっさんずルネッサンス」のオープニングの場面。

大府市では退職後の男性が自立した生活を送るための家事や料理などを学ぶ「メンズカレッジ」という講座が開かれています。なんと20年も前から!それも無料で!

おっさんたちが卵焼き作って喜んでいる姿や少しずつ打ち解けていく場面はなんとも微笑ましいものでした。なぜならおばさんの場合、卵焼き焼くのは特別なことじゃないし、仲良くなるのもおっさんたちほど時間かからないから(笑)

みんなでワイワイやると楽しいんですよね。息子が小さい頃、保育園のバザーの準備でお母さんたちと大量のいなり寿司を作ったのを思い出しました。

大府のおっさんたちは定年退職した今、この楽しさに気づいたんですね。どちらかというと女性の文化の楽しさに。第二の人生を地域の仲間と楽しみながら過ごす方法に。

私もおっさんたちとおしゃべりしながら一緒にコロッケを作りたくなりました。

仕事から離れた後の人生を楽しく生きるためには家族や地域との関わりが大きくなってきます。この映画は「何か始めよう」と思えるきっかけになるかもしれません。

定年を控えた仕事一筋の男性にぜひ観ていただきたい。ほっこりしますよ。





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