平昌オリンピックも終りましたが、日本選手の活躍には心うたれるものがありました。結果は既に皆さんもご存じのように金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個計13個で冬季オリンピックでは過去最高のメダル獲得数になりました。
特に、男子フィギアスケートの羽生選手の、オリンピック2連覇は66年ぶりの快挙です。昨年、足をケガしたことでリンクの上での練習もできず、本当に金メダルはとれるのか不安に思っていましたが、ぶっつけ本番での演技を観て、その精神力と技は他の選手より、はるかに勝っていたと思います。金メダルを獲得して当然だったと思うのは私だけでしょうか。滑ることの出来ない間に行なっていたリハビリは本人の中には相当な不安と葛藤があったと思いますが、それを成し遂げる忍耐力は相当なものだと思います。
また、カーリング女子は、試合中に見せる笑顔がとても印象的で、カーリングを楽しんでいるのがわかりました。結果も銅メダルを獲得し、最高の笑顔となったと思います。その中でも、試合の途中で休憩があり、おやつを食べるのには驚きました。他のスポーツにはない特徴だと思います。カーリング女子の勝利は、「和」を重んじる日本人らしいチームワークでの勝利だったのではないかと思います。
さらに、女子スピ-ドスケートの小平選手はワールドカップ連勝中でオリンピックに臨んだ得意種目500mでは有言実行で金メダルを獲得しました。他の種目でもメダルを獲得して、冬季オリンピック女子で、個人が同じ大会で3個のメダルを獲得するのも初めてでした。目覚ましい活躍だったと思います。
その中で印象的なシーンがありました。500mで金メダル確定後に、韓国選手の元へ歩み寄り彼女の健闘を称えたところです。韓国選手はオリンピック3連覇のかかった試合で地元の声援を受け試合に臨んだが負け失意のどんところ。小平選手は本来なら自分が勝ち喜びに浸るところ。勝者・敗者がはっきりするところですが、相手選手に敬意を持ちリスペクトする気持ちで寄り添っていました。事実、会見でも「リスペクト」と言う言葉を発していました。
今回の日本人選手の活躍を観て、「忍耐力」「チームワーク」「リスペクト」の重要性を感じました。組合活動(労働運動)でも必要なことだと思います。その気持ちを忘れずに行っていきますのでよろしくお願いします。





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