世界経済フォーラム(World Economic Forum)が2018年12月、「The Global Gender Gap Report 2018」を公表し、その中で、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しています。この指数は、経済、教育、健康、政治の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。2018年の日本の総合スコアは0.662、順位は149か国中110位(前年は144か国中114位)でした。

女性が仕事に就く際には多くの場合「仕事と家庭の両立」が問題になってきます。そこには、男性の育児・介護や家事への参加といった家庭内の協力が不可欠であり同時に、職場の理解や協力も必要になります。その一方で、託児所、学童保育、老人の介護など公的サービスの向上や、より一層の法的な整備が求められます。「男女平等」や「男女格差」は、これらの問題の他にも、歴史や社会・文化的な事象と複雑に絡み合っています。皆さんも男女平等について、家庭や職場で改めて考えてみてはいかがですか。






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