3.8国際女性デー
【2016.03.07】
「3.8国際女性デー」を知っていますか?
国際女性デーは今から150年以上も前、1857年にニューヨークで起きた被服工場の火災で、多くの女性が亡くなりその後、工場で働いた女性たちが、非人間的な労働条件と低賃金に対し抗議行動を起こし、労働組合を結成しました。賃金・労働条件の向上を表す「パン」と、女性の尊厳・人権を表す「バラ」をシンボルに今も世界各国で女性たちが行動を展開しています。
連合では、春季生活闘争の中に国際女性デーの行動を位置づけ、全国で行動を展開しています。連合愛知でも3月8日に栄メルサ前にて、バラの花を配り、男女平等社会の実現について街頭宣伝行動を行いました。
男女雇用機会均等法が施行され30年以上が経ちました。さまざまな法整備によって平等にはなってきていますが、働く女性の半数は非正規労働者であり、結婚や出産を機に退職を余儀なくされている女性が6割もいます。また、男女間での賃金格差や管理職登用に格差があるのが現状です。
今年4月に「女性活躍推進法」が施行されることに伴い、301人以上の企業や国・地方公共団体は、各職場での女性の活躍状況を把握、分析し、行動計画の策定・周知・公表することなどが義務づけられました。みなさんの職場はどうですか?計画の策定が進んでいますでしょうか?300人以下の企業は努力義務となりますが、すべての働く女性が、その個性と能力を充分に発揮でき、自分らしく活躍できるように、行動計画を策定していただきたいと思います。
男女がともに働きやすく暮らしやすい「男女平等参画社会」をめざして、一緒に頑張りましょう。
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