連合愛知は、4月26日、第85回愛知県中央メーデーを開催しました。
会場は、名古屋栄の中心部、エンゼル広場でした。
26日は天候にも恵まれ、多くの方が参加してくださいました。
ありがとうございました。

ところで、みなさんは、メーデーの起源を知っていますか。
メーデーの起源は、1886年5月1日アメリカの労働者が団結し、8時間労働制を要求して行ったストライキにあります。
以後、労働者の権利獲得のため、団結と連帯の力を示す日として継続・発展してきました。
メーデー誕生当初の労働者の「8時間は労働、8時間は休息、そして残りの8時間は自分たちの自由な時間のために」という思いは今も色あせることはありません。

今回の愛知県中央メーデーのサブスローガンは「働く仲間の声を結集し、労働者保護ルールの改悪阻止」でした。
現政府は、労働時間と報酬を連動させない新たな制度の創設や、労働者派遣法の見直しなどを検討しています。
これは、私たち労働者にとっては、労働者保護ルールの改悪につながるものです。
今年の愛知県中央メーデーでは、「労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議」(解雇の金銭的解決や限定正社員制度の普及など)を採択しました。

また、5月27日には全国各地で「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーンの一環として街宣行動や集会が行われます。
愛知県においても、久屋広場に2,000人の組合員が集まり集会を行い、その後デモ行進を行います。

私たち連合愛知は、今後も労働者が安心して働ける社会を実現するために、働く者の声を結集して世論を喚起し、すべての働く者の生活改善・格差是正に取り組んでいきます。
みなさん、ともにがんばりましょう!





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