新たな目標を立て新しい年を迎えた方々も沢山お見えになると思いますが、時間が過ぎるのは非常に早くあっという間に2月になりました。

2月は春闘も本格化し各構成組織でも厳しい労使交渉が実施されていきます。
すべての働く仲間の格差是正が求められているなか、地方連合としての役割を最大限果たすことができればと思います。
また、4月には消費税も5%から8%に引き上げられ、家庭の出費にもかなり影響してくると思われます。
可処分所得の減少が懸念されるなか、消費税増税の前に最小限必要なものの買い替えなど考えている方も多いのではないでしょうか。

さて、4月にはそれぞれの立場で新しいスタートを切る方々が多くいます。
進学、就職と進路は様々ですが、新たな門出を祝福したいと思います。
連合愛知は福祉活動の一環として「連合愛知助け合い運動」を継続展開し、社会貢献活動に取り組んでおります。
本年も多くの仲間から温かい善意をたくさん頂きました。
頂いたカンパ金は愛知県共同募金会を通じ、民営小規模施設の整備費用や福祉車両の贈呈さらには、児童施設から新社会人になる児童に対する就職支度支援事業などに活用されます。
これらは連合愛知の社会貢献活動として最も見える活動の一つです。

今年3月には施設を卒業し就職する児童に対し「就職支度支援金」の贈呈式を行います。
これから社会人として一歩を踏み出す若き働く仲間に心からエールを送りたいと思います。

「継続は力なり」を活動の根幹におき、仲間の力こそが厳しい時を乗り越えるパワーに繋がることと信じ、連合愛知の社会貢献活動をこれからも続けて行きたいと思っています。



皆さんは「Good Job!会社の星」を観たことがあるだろうか。
NHK名古屋放送局が全国に発信する番組で、若手社員の関心事や悩み事、活躍ぶりを取り上げる番組だ。
昨年、何気なしに観たのがきっかけで、今では毎週録画して観るまでになっている。(連合にいなければ、この番組にはまることは間違いなくなかったと思う…笑)

1月の放送を紹介しよう。
海で活躍する女性を取り上げた「“海系女子”スペシャル」。
日本海で活躍する女性漁師や沼津の魚市場の女性セリ人、水難救助にあたる女性ライフセーバーなどが紹介された。
男ばかりの厳しい職場に飛び込み、失敗を繰り返しながらも、経験を積み重ね、周囲のベテラン男性から信頼を得るまでに成長していく姿に、思わず“がんばれ!!!”とエールを送りたくなった。

最も印象に残ったのは、女性初の水先人(俗に言う水先案内人)だ。
巨大な外国のコンテナ船が交通量の多い港に入港する際に、湾内で安全に着岸できるよう船長に助言する専門家である。
以前は外国航路での船長経験がないと国家試験が受けられなかったため、女性にとっては狭き門だったが、2007年の規制緩和で水先人の養成制度が新設され、船長経験者以外にも門戸が開かれたのだ。

他の船の動きを見ながら、流暢な英語で的確に船長に指示を出し、船体を傷つけないように数センチ単位で大型の船を操る目は真剣そのもの。
船長から「Good job!」と声をかけられた時の彼女の表情が和らいだ。
水先人には、船長の全幅の信頼が寄せられる。「大変だけれど、もっともっと信頼される水先人になりたい」という前向きな姿勢に感動した。

安部首相は1月23日、ダボス会議において“女性の社会進出を促す規制緩和”に強い意欲を示した。
女性が社会進出することで、職場改革や業績アップにつながる好循環がおこることを期待してやまない。

ここ最近の番組のテーマは、「女性の職場に男性進出」「叱る?叱らない?イマドキの職場事情」など。
時代を知る、若者を知るうえで、大いに参考になるかも!





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