10月28日の連合愛知第25回定期大会にて、連合愛知派遣4年目がスタートしました。私にとっては、労働組合の専従役員になって12年目のスタートとなりました。
連合愛知に派遣されて、既に3年が経過しており、歳をとるごとに1年の過ぎゆくスピードが速くなってきている気がします。
今回のブログでは、その3年間のなかで、あらためて感じたことについて新たな1年間の抱負とともに綴ってみたいと思います。

連合に派遣されて、いつも自問自答することがあります。
「連合の活動は、誰のために行うのか?」この問いに対して、当初は、あまり意識せず活動を行っていました。
たとえば、ある組合に属する組合役員であるならば、組合員の会社での働きやすさ・労働条件の向上と言った明確な役割があり、そのことについて徹底的に拘り、会社との協議を行っていくことが求められます。
私が属している連合愛知に置き換えると当然連合愛知に加盟している組合員の皆さんの職場環境の改善・労働条件の向上のための取り組みを行っていくことが求められます。ただし、直接会社との交渉できるものでもなく、側面的な支援になります。

いろいろ考え・悩んだあげくに連合愛知の活動は、連合愛知に加盟している組合員の皆さんを含めた愛知県で働く方々や生活をしている方々に対した、安全・安心な、ゆとりとゆたかさが実感できるような愛知県にしていく取り組みを行っていくことが必要性であると考えました。
その取り組みを具体的にしたのが、愛知県・愛知労働局への政策要望であり、民主党の国会議員・県会議員などのみなさんとも連携し、より良い愛知県にしていく取り組みです。

新たな1年が始まりました。
連合愛知の大会スローガンとして、『「働くことを軸とする安心社会」を築こう』を掲げています。
先ほどお話した「安全・安心な、ゆとりとゆたかさが実感できるような愛知県にしていく取り組み」のためにも「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、連合愛知に加盟している組合員のために活動を行っていくことは、もちろんのこと愛知県下に集う勤労者・生活者の視点に立った活動についても、地道に一歩ずつでもいいので前進していく気持ちで頑張っていきます。



パワーアップ!

 連合愛知は、中間年大会となる第25回定期大会を10月28日に開催し、2013年度の活動をふり返るとともに2014年度の活動方針を決定し、向こう1年間の運動をスタートさせた。

今次大会は中間年大会であり、基本的には昨年の大会で決定した2年間の活動方針を踏襲し、必要な補強を行ったところであるが、先の連合本部大会での運動方針決定も踏まえるならば、まさに「パワーアップを図るとともに存在感を発揮する」1年にしなければならない。

具体的には、2020年の『1000万連合実現プラン』に対応し、単年度1万人の組織拡大目標の必達にこだわり、労働組合の存在と意義を高める(パワーアップ)とともに、次年度以降の中期計画として策定する「第7次組織拡大中期計画」につなげる。

加えて、『第4次男女平等参画推進計画』に対応した連合愛知第3次男女平等参画推進計画となる「ACTION PLAN AICHI-Ⅲ」の策定と始動を踏まえ、その実現をめざす取り組みを率先し、計画を実効性あるもの(パワーアップ)として推進する。

また、労働組合における人材育成も喫緊の課題として、人材育成プロジェクト「答申」を踏まえた連合愛知としての教育コース<ユニオントレーニング>をスタートさせ、構成組織・加盟組合の役員教育を補完する人材育成(パワーアップ)に努めていく。

さらには、連合愛知に対する評価と意識実態等を把握するため、「組合員意識実態アンケート」を3万人対象で実施し、現状の活動を見つめ直すとともに、今後の取り組みと運動創造に反映(パワーアップ)する。

あわせて、構成組織・地協との緊密な連携のもと「地域に根ざした顔の見える運動」を強力に推進することとし、きめ細かな双方向コミュニケーションの充実と月1回を基本とする街頭宣伝行動の実施をはじめ、直面する労働分野の規制緩和と労働者保護ルールの改悪阻止に向けて、地域から世論を喚起し社会的なうねりを作りだす行動を力強く展開する。 

引き続き、折り返しとなる活動への結集を要請する。





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