3月11日に想うこと
【2013.03.11】
2年前(2011年)の3月11日に起きた東日本大震災。
ちょうど、地震が起きたときは、職場で仕事をしていました。
普段、感じたことのない長くて大きな揺れを感じました。
すぐにテレビをつけると、東北地方で大きな地震が発生したという速報が流れました。
そのときは、この地震がこれほどまでの被害をもたらすことを予想していませんでした。
しかし、しばらくしてからのニュースでは、目を覆う惨状が画面に映し出されていました。
たくさんの家や車が津波に押し流されていました。
3月8日現在の死者は15,881人。行方不明者は2,668人。
長引く避難生活による体調悪化や自殺などで2,300人以上の方がなくなっており、今なお31万人を超す方が避難生活を送っています。
昨年の8月に震災ボランティアで宮城県に行く機会がありました。
都市部はかなり復興が進んだとはいえ、少し海の方へ行くと積み上げられた廃車、流された住居の跡、津波の影響で廃校になった学校など、実際に現地に行ってみるとまだまだ復興には膨大な時間がかかることが改めてわかりました。
支援の仕方はいろいろあると思いますが、東日本大震災のことを、そして復興はまだ続いているということを忘れずにいることも大切だと思い、今回のブログで書かせていただきました。
私たちが住んでいるこの東海地方にも、近い将来大きな地震が起こると言われています。
実際に大きな地震が起こったとき、果たして自分は何ができるのだろうか、何をしなければならないのか、今一度考える機会にしたいと思います。
そして、ある被災者の方は「人があんなに他人のことを思いやれるということを知ったのは、あのときが初めてだった。」と言っています。
思いやる心、防災のときだけ心がけるものではないはずです。
被災地でなくても、緊急時でなくても、他人を思いやる心を普段から自分は持っているだろうか。
そんなことを考えさせられた2013年の3月11日でした。
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