よい年の瀬を

 あと1カ月で2011年も終わりますが、今年は3月11日の東日本大震災、その後の大型台風等災害続きの年であり、世界ではユーロ危機やいくつかの国での内乱等、来年以降も日本のみならず世界全体でも波乱が予測されます。
既にこの数年中国・インド等の発展と比較をすれば、日本は経済成長が望めない状況であることは明らかです。本来は成熟期を迎えるべき状況であるべきにも関わらず、残念ながら停滞期の状態が続いています。また、社会保障等日本の国策が未だ成長期の制度のままでいることは、これまでの政治が如何に何もしてこなかったかを感じます。
停滞期の日本にとって、成長期を引きずったこれまでのやり方では、起死回生は望めないことは言うまでもなく、発想の転換、また、リスクを伴う決断がなければ次は衰退のみであることは他国も含め歴史を見れば明らかです。
しかし、物事を変えるということに対して日本人は臆病になっているようです。国策も含め新しいことが提案される度に、マスコミをはじめ、「反対」の声が大勢を占めることは残念だと思います。物事をはじめるにあたって「議論」は必要です。議論もせずに反対のみを唱えることは、消極的な態度としか言えません。これまでのやり方でうまくいっていないからこそ新しい提案が出ているということを、「反対」の当事者は謙虚に考え、「代案」を示すべきだとこの間の日本の風潮から強く感じる昨今です。 



名前をつけてください

 今シーズン、中日ドラゴンズが最大10ゲーム差をひっくり返し、見事リーグ優勝。そして、クライマックスシリーズを制し、日本シリーズ進出を決めました。落合監督の有終の美を飾るべく、この勢いで日本シリーズを制し、完全優勝を成し遂げてほしいと切に願っています。
わたしは何度か名古屋ドームに足を運びました。わたしが行くと負けが込んでしまうのはとても皮肉でありましたが、それでも見に行きたいと思わせるのは、球団側のファンサービスがあるからこそと実感しています。チアドラのみなさんの元気な踊りであったり、バズーカ―砲で選手のサインボールが客席に投げ込まれたり当時のナゴヤ球場ではありえないものでしたが、中でもマスコットキャラクターのドアラの影響は大きいと感じています。
ドアラと言えば、全国的にも有名になり、本を出版するまでになったとか。私が注目するのは7回裏に行われるドアラのバク宙です。ドアラのバク宙の成功率とチームの勝利が連動しているらしく、観客のみならず、選手も注目しているみたいです。今シーズンはこの成功率が芳しくないときに、選手と同様2軍落ちさせるという粋な計らいもありました。ドアラがいるだけで、球場全体がなごみ、楽しくなるというこの力は本当にすごいなと実感する次第です。
さて、今回連合愛知では新しいマスコットキャラクターを制作しました。ドアラにあやかろうというわけではありませんが、名古屋東山動物園の人気者コアラに、名古屋城の帽子を被ったかわいらしいマスコットで、愛知名古屋に拠点を置く連合愛知にこれまで以上に親しみをもっていただきたいという願いを込めました。11月から12月までの2ヶ月間で組織内・外からこのマスコットキャラクターの名前を募集しています。多くの方からのご応募お待ちしています。今後、3月4日の一万人総決起集会で名前をお披露目した後、街頭宣伝行動や各種広報媒体にも登場させる予定です。今回の新しいマスコットキャラクターが連合愛知に新しい風を吹き込んでくれることを期待して・・・。





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