夢や希望をもてる社会にするには・・・

 ここ数年の日本の政治や経済の動向を見るにつけ、日本の将来に不安を感じているのは私だけでしょうか?
先日、ある集まりの中で日本は将来に夢がない。夢のもてる社会にするため労働組合の役割は大きいという話が話題になりました。夢そのものは一人一人違います。多くの国民が求める中身も千差万別です。しかし、多くの人々が夢と希望が抱ける社会に転換しなければならないと思います。
連合は「働くことを軸とする安心社会」の構築を政策・制度の基軸に据えて、働くことから生まれる勤労感や社会への貢献について考えていただきたいと思っています。 1991年以降のバブル崩壊に始まり日本の経済や雇用の仕組みも変化してきました。特に就職氷河期と言われてやむなく高校、大学を卒業しながら就職できない人が多く生まれ、非正規労働者として働く道に行くしかない人が現在に至るまで苦労をしていることも社会のひずみとして考えなければなりません。
バブル崩壊から20年たった今もその状況は大きく変わっていません。雇用のセーフティネットを担保することも大切ですが、働くことの原点に帰るならば働ける場所をつくることが最大の課題です。当然経済の活性化をしなければ雇用環境も好転しませんが、過去の失敗を繰り返さない為にも一人一人が働くことで希望を抱ける社会に転換しなければ同じことの繰り返しになってしまいます。国としての経済力を保つことや人々が夢をもてる社会になるためには自分自身は何をすればいいのか一度考えてみてください。





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