働くことで・・・

連合愛知は、本年度「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みを展開しています。 「働くことを軸とする安心社会」とは?働くことに最も重要な価値を置き、誰もが公正な労働条件のもと多様な働き方を通じて社会に参加でき、社会的・経済的に自立することを軸とし、それを相互に支え合い、自己実現に挑戦できるセーフティーネットが組み込まれている活力あふれる参加型の社会であります。 私は、改めて働くこととはどういうことか?と考えました。当然、働くことで収入を得て生活をすることは言うまでもありませんが、働くこととは、社会に自分の存在を示す大きな役割も持っているのではないでしょうか。 働くことで、モノが生まれる。働くことで、人が喜ぶ。働くことで、人と繋がる。働くことで、・・・。 現在、働きたくても働く場所がない。という深刻な問題もあります。そうしたなかで、3/10に連合愛知助け合い運動「就職支度支援金贈呈式」が開催されました。新しく社会人になる方の就職支援の一助として17年間継続している活動であり、今年度は57名の方々に贈呈を行いました。 皆さんの顔には希望が満ち溢れており、10数年前の自分を見ているようでした。これから、色々な壁にぶつかるでしょうが、働くこととは何か?ということを思いながら自分の夢に向かって進んでほしいです。



復興へ!愛の手を!

平成23年3月11日、三陸沖を震源とする大地震が発生しました。マグニチュード9.0という国内観測史上最大規模の巨大地震であり、三陸沖沿岸地域での大津波による被害が重なり、大規模な災害となりました。連合愛知は、思いもよらぬ災害で人命を奪われた犠牲者に、心からの哀悼の意を表します。そして、この大地震・津波で被災されたすべての被災者に心からのお見舞いを申し上げます。多くの家屋や住居が失われ、ライフラインの断絶ともあわせて避難所での生活を余儀なくされている被災者への支援を急がなければなりません。加えて、多くの行方不明者について一刻も早い救援活動が行われることを期待しています。こうした状況をふまえ、連合愛知は、被災者救援と復旧に組織の全力をあげて取り組んでいきます。そこで今回「東北地方太平洋沖地震救援カンパ」を開始いたしました。県下11の地域協議会では、駅頭などで呼びかけを行っていますので、ご協力をお願いします。また、カンパ金は指定の口座に直接振り込んでいただいても構いません。皆様からの寄付金は、被災者の皆様の生活復興のために使われます。皆様のご協力をお願いいたします。



勤労者・生活者の視点に立って

 連合愛知に派遣されて、はや半年が経ちました。私にとって、労働組合の専従役員になって9年目となっています。 最初の4年は、ある労働組合の役員として、組合活動のいろはから学びました。ガンバローコールの構え方から声の出し方まで運動場で徹底的に覚えました。(実際は、覚えさせられましたが)また「労働組合の原点は職場である」との教えからいきなり無防備の状態で職場訪問を行い、ズタズタになって帰ってきた日々もありました。そういった活動を通じながら「労働組合役員として何が大切なのか?」を自問自答し、そのなかで私が最も大切にしたことは、職場の組合員と直接会い、話すことです。最初は職場オルグとして、職場の組合員の皆さんと話をするわけですが、知識も経験もなく、話を聞くことで精一杯でありましたが、次第に質問に対して、回答ができるようになったり、会社側に私の意見を伝えることができるようになったり、その改善が図られるとそれはそれでやりがいにつながっていきました。

その次の4年は企業グループの労働組合の連合会本部役員として、組合活動に携わりました。愛知県以外にも多くの組合が加盟しており、年間100日近く全国各地に行っては、各組合の三役会議や執行委員会に参加し、夜遅くまで議論してきたことは、私のその後の糧になりました。
いま現在は、冒頭にも書きましたが、昨年より連合愛知に派遣され日々活動を行っています。ここでの仕事は、これまで8年間の労働組合での活動とは違った側面での活動が多いというのが率直な印象でした。たとえば、連合愛知では、月1回必ず街宣活動を行っていますが、最初の街宣活動の時には、金山駅の北口で司会をすることとなり、あまり意味がわからずしゃべっていました。さらに、次の街宣活動では、街宣車の上に乗って、連合愛知の取り組みなどについてしゃべっていました。ほんの半年前には、こんなことをするとは思ってもいませんでしたが、これまで経験がない世界をいま日々体験しております。

また、愛知県の行政の方と懇談する機会や国会議員・県会議員の皆さんとお話しする機会が格段に増えましたが、連合愛知に加盟している組合員のために活動を行っていくことは、もちろんのこと愛知県下に集う勤労者・生活者の視点に立った活動についても、これまで経験してきた「現地・現物」を基本に地道に一歩ずつでもいいので前進していく気持ちで頑張っていきますので、よろしくお願いします。





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