シーズン到来!!

「健康的」に運動を

 本年は9月に入っても猛暑が続き、秋はいつ来るのかと思っていたら、すでに秋を越して冬が到来しているようです。 涼しくなってくるとテレビ中継が盛んになるのが、ゴルフと駅伝です。また、この後、寒さが厳しくなってくると日曜日のお昼に中継されるのが、マラソンです。このマラソン、かなりのブームとなっており、3月に行われる「東京マラソン」は抽選となっていますが、本年は10倍を超す人気となりました。また、名古屋市においても3月に行われる「名古屋国際女子マラソン」が再来年からリニューアルされ、一般参加のマラソンも併設されることとなりました。このマラソンブームは、2000年頃から始まったようですが、マスコミの報道を見る限り、しばらくはブームが続きそうです。 しかし昨今、普段からあまりトレーニングをしていない参加者を中心に怪我や事故が相次いでおり、最悪は死亡する事故も出てきています。「健康的」であることを目指した結果、「健康敵」となることがないよう、特に日本人は何事も真面目なため、記録を追い求めすぎて体を壊すことがないよう、自重が必要だと感じます。



一人ひとりの価値観を認める社会に

昨今の少子化に伴って、共働き世帯が増加傾向にあります。女性の管理職や電車の運転士が増えてくるなど、女性が各方面で活躍する場面が数多く見られるようになってきました。男性にはない女性の感覚で物事を見ることで、より多くの人のニーズに応えられるようになってきたことは、喜ばしいことです。 一昔前は、女性は家庭、男性が外で働くということが固定概念として定着していました。わたくしの子どもの頃も、母親が家事をし、父親は家事をほとんどしない環境で育ってきました。子どもながらに、なぜ家事はすべて母親がしているのだろう?父親が手伝いをすれば早く終わるのになぁと疑問に思ったことをよく覚えています。 育児に積極的な男性「イクメン」という言葉も生まれた現在、男性も女性も関係なくすべての人が生きがいをもって生活できる社会を築いていくことが大切だと思います。仕事に生きがいを見出す人、子育てに生きがいを見出す人、家を守ることに生きがいを見出す人、一人ひとりの価値観を認めていかなければなりません。女性や子どもなど、誰かが犠牲になるような社会であってはなりませんし、そのための社会のシステムを我々大人が声を発して、構築していかなければと感じています。





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