活動報告

連合愛知助け合い運動「就職支度支援金贈呈式」

【2016.03.15】


お祝いの言葉を贈る土肥会長

 連合愛知は3月11日、愛知県社会福祉会館白壁庁舎にて、連合愛知助け合い運動「就職支度支援金贈呈式」を開催しました。
連合愛知では、平成4年度から組合員一人あたり100円以上を目標に任意カンパを行う「連合愛知助け合い運動」を毎年継続して実施しています。
このカンパ金を財源とした配分事業の一つに、「施設入所児童等就職支度支援事業」があります。この事業は平成6年から始まり児童養護施設などの子ども達が学校を卒業し、新たな社会人として働くために必要となる生活用品などの購入資金として一人あたり10万円を贈呈しているもので、昨年までに延べ1534名に支援金を贈呈しています。


就職支度金の贈呈

 本会には、就職が決まっている75名のうちの47名が出席しました。
式に先立ち、東日本大震災から5年を迎え、出席者全員で震災にて犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表し1分間の黙とうを捧げました。

式の冒頭、愛知県共同募金会の加藤副会長より児童への就職のお祝いの言葉とともに、これまで連合愛知が取り組んだ活動へのお礼が述べられました。
続いて連合愛知の土肥会長より、52万人の組合員一人ひとりがそれぞれの思いでカンパ金を出して頂いたこと、これまでお世話になった方々へ感謝の気持ちを忘れないこと、社会に出た後に困ったこと・悩み事があれば先輩に相談することや、人と人との繋がりを大切にすることなど、児童に対してアドバイスと激励の言葉が送られ、その後「就職支度支援金」を一人ずつ手渡しで贈呈し、就職のお祝いをしました。


労福協 畑会長

 また、愛知労福協の畑会長からは、新社会人となる児童達へ激励の言葉とともに、ハートフルカードが児童代表に贈呈されました。
最後に、就職支度支援金を受け取った児童代表より「社会に貢献する夢を実現するため、熱心に取り組み、いただいたお金は大切に使わせていただきます。」とお礼のあいさつがありました。


児童代表からお礼の言葉

 その後の懇談会では、支度金をどのように活用するか、今後の夢・希望、就職先の仕事内容などを児童が発表し終了しました。