活動報告

第85回愛知県中央メーデーを開催

【2014.04.30】


あいさつに立つ土肥実行委員長


連合愛知は4月26日、名古屋市久屋大通公園エンゼル広場において、第85回愛知県中央メーデーを開催し、会場にはおよそ3000人が集まりました。
開会に先立ち、東日本大震災被災地復興支援として岩手県より「盛岡さんさ踊り清流」を招き、華々しくオープニングを飾りました。
冒頭あいさつに立った土肥実行委員長は「政府が推し進める労働法制の規制緩和は、労働時間と賃金が連動しない制度であり、働く者が長時間労働を強いられ過労死に繋がりかねない危険がある。労働者保護ルールの改悪は許すわけにはいかない。」と述べました。


さんさ踊り清流のみなさん


構成組織参加者のみなさん


その後、来賓として愛知労働局の新宅局長、愛知県の大村知事、民主党愛知県連の大塚代表があいさつに続き、「労働者保護ルールの改悪阻止」と題し、民主党 大西健介衆議院議員より、特別報告がありました。


民主党愛知県連・大塚耕平代表あいさつ


大西健介衆議院議員による特別報告


続いて、小川女性委員会委員より「労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議(案)」を提案し、全体の拍手で決議されるとともに今後の取り組みを確認しました。
最後に、すべての働くことに最も重要な価値を置く社会の創造の実現をめざした「第85回愛知県中央メーデーアピール(案)」を須田副実行委員長が読み上げ、参加者の総意で採択されました。
終了後には、栄メルサ前において街頭宣伝行動を行い、メーデーの意義と労働者保護ルールの改悪阻止について訴えました。


小川女性委員会委員


須田副実行委員長

会場では、メーデーPRコーナー(勤労者福祉フェア)を設け、連帯活動の紹介を行いました。
連合愛知や安全衛生センターのコーナーのほか、行政、名古屋NGOセンターや愛知県共同募金会などの各種ブース27点が出店、また昨年に引き続き東日本物産販売コーナーも、多くの家族連れで賑わっていました。