インターンシップ研修を終えて・・・
【2012.09.03】
連合愛知は、8月20日~31日にインターンシップ研修を実施しました。今回、連合愛知には愛知大学法学部3年生の学生が研修にきました。後半の1週間は、JAM東海の興和工業所労働組合・愛知県教員組合・愛知県議会を訪問しました。
興和工業所労働組合では、作業現場を間近で見学させていただき、「働く」ということを身近に感じることができました。また、労働組合役員との懇談では、組合員のトラブルに親身になって相談に応じている姿勢から、役員と組合員の信頼関係の強さを感じることができました。
愛知県教員組合との懇談では、他の組合と違い、「子どもたちのための組合活動」も実施していることを話していただきました。また、各級議員と連携して、子どもたちや組合員のために力を注いでいることも学びました。
愛知県議会の見学では、議場の仕組みや議会の歴史などを学びました。最終日には、2週間の研修を振り返っての研修報告会を実施しました。以下は、研修を終えてのインターンシップ生の感想です。
学校の講義などで知っていた範囲を越えて、労働組合、ひいては連合愛知の活動の幅が広いことに驚きました。単に労働者を代表して経営者と労働条件の改善について活動するだけでなく、「働くことを軸とする安心社会を築く」という目標を掲げ、「地域社会をよりよいものにしていこう」という責任感を感じることもできました。
研修では、労働組合の意義・役割について理解を深めることができただけでなく、実際に各産別の労働組合への訪問や現場見学をさせていただく中で、「働く」ということへの意識を再確認することができたと思います。
また、現在の企業の採用状況と就職希望者とのミスマッチが起きている中で、改めて私たち学生も社会に対して関心をもち、さまざまな可能性を考慮しながら行動していくことが大切なのだと感じました。連合愛知の研修を通して「働く」ということを学ぶことができました。とても有意義な経験をさせていただきました。