活動報告

すべての人々に教育を!

【2012.05.10】


世界寺子屋運動「書き損じはがき」贈呈式を実施

 連合愛知は、世界の読み書きができない方が学ぶための教育環境づくりを支援する目的で、1997年から「書き損じはがきキャンペーン」に取り組んでいます。この書き損じはがきを有効活用する“世界寺子屋運動”は、国連が1990年を「世界国際識字年」と制定したことをきっかけに(社)日本ユネスコ協会連盟が始めた運動で「すべての人々に教育を」をスローガンにしています。
連合愛知は、5月8日、構成組織および地域協議会によって集約された約27,000枚の書き損じはがきや切手・金券類(約126万円相当)などを「世界寺子屋運動名古屋実行委員会」に贈呈しました。これまで連合愛知が贈呈した書き損じはがきは累計で326,000枚(1,476万円相当)となっています。集約されたはがきなどは、換金した後カンボジア、ネパール、アフガニスタンなどで教育施設の建設・教員の養成などの教育環境整備のための支援金として役立てられています。


書き損じはがきを贈呈する土肥事務局長


 その後の意見交換では、名古屋実行委員会から2011年度は大震災の影響を受けたこともあり、全体では100,000枚を下回る結果となり、厳しい現状となっていることが報告されました。また、連合愛知からは、これからも継続して運動を進めていく一方で、はがき以外の運動についても検討をしていただきたいとの要望をしました。