希望をもって働くことができる社会を!
【2012.04.24】
第83回愛知県中央メーデーを開催
連合愛知は、4月21日、名古屋市久屋大通公園において、第83回愛知県中央メーデーを開催しました。昨年度、東日本大震災の発生により中止となったため本集会は2年ぶりの開催となり、会場にはおよそ3000人が集まりました。
冒頭あいさつに立った神野実行委員長は「メーデーは、1886年5月1日アメリカにおいて、1日の労働時間を8時間にする要求をし、統一ストライキを行ったことが起源となっている。日本では、遅れて1920年に第1回メーデーが実施され今日に至っている。先人の方々の偉業に敬意を表するとともに、私たちは、団結することの大切さや労働組合を結成する意味、労働組合の役割について再認識しあいたい。今、私たちの社会は格差が拡大している。このことは将来に日本に大きなつけを残すことにつながる。連合は、働くことにより社会を支える、働くことにより勤労の大切さと喜びを感じられる社会をつくるために今後も努力していく。」と述べました。
式典の最後には、「東日本大震災から1年 ~被災地の現状~」と題し、サービス・流通連合の岩手県マイヤ労組から大町執行委員長をお招きし、特別報告をしていただきました。がれき処理が未だ進まない現状、今なお仮設住宅で生活をしている現状など切実なお話がありました。
また、今回のPRコーナーにおいては、マイヤ労組が出展した岩手県物産販売コーナーで、多くの方が物産品を購入する姿が見られました。