活動報告

被災地の早期復興にむけ、要請書を提出

【2012.03.30】


被災地の「がれき」受入れにむけた愛知県への要請行動を実施



 連合愛知は3月27日、知事公館にて被災地の「がれき」受入れにむけた愛知県への要請行動を実施しました。本要請行動には神野会長、土肥事務局長はじめ連合愛知より6名が参加しました。
冒頭あいさつに立った神野会長は「震災から1年が経過したが、復興のスピードが遅い要因の一つが『がれき』処理が進んでいないことである。今年3月、県として前向きな姿勢が表明されて以降、各市町村においても具体的な動きが出てきたことは評価したい。この間、国との間で安全性の確保等についてやり取りされていたことは承知しているが、1日も早い復興にむけて、『がれき』処理のスピードアップを図り、県として強力にすすめていただきたい」旨を述べました。



 要請書手交後、土肥事務局長から要請書の主旨説明として「安全性の確保をはじめ様々な問題があるのは十分認識しているが、被災地の状況を見たときに、一刻も早く負担を軽減させることが私たちにできる支援の一つであり、そのことを踏まえて県として強力に取り組んでいただきたい。具体的には、各市町村への対応も含め知事のリーダーシップを強く要請したい」旨を述べました。
これに対し大村知事は「昨年4月の受入れ表明以降の国との対応経緯、現在進めている最終処分場整備に至った背景などの説明後、国の手続きなどいろいろな課題はあるが、県が責任をもって復興に協力したい。」と述べ、終了しました。